家具屋の不思議に突撃企画 Part2 『組み立て編-チェア』



メーカーから送られてくる商品はなるべく小さな状態にするために、脚部分など分解された状態で入荷してきます。

主にテーブルや椅子、ランプなんかも分解されています。

そんなわけで、今回はみなさんに
"椅子の組み立て工程"をご紹介します!

■こちらのチェアはUNIVERSAL社の人気シリーズPAULA DEENアームチェア(PAU006PA)です。

今回はこのチェアの組み立て工程をスタッフ目線からお届けしまーす♪

アームや脚にデザインが施してあってとっても魅力的ですね。

その分組み立てが難しそうです...

ポーラディーン アームチェア996 \31,800




背もたれと後ろ脚は一体ものです 傷・ヨゴレがないかくまなくチェック中 座面が登場しました

傷やヨゴレはもちろん、座面生地の繊維ムラなんかもチェックします。

このチェアは特に問題ないみたいです。
やはり座面もくまなくチェック♪ するどい眼光がりりしいですね!





■お次は座面と背もたれをドッキング

ここでインパクトドライバーの登場です。

 ~ この工具カッコイイですね ~(私事ですがこの機械大好きです♪)

ネジ留めはとても大事な工程のひとつです。ゆるくてもきつく締め過ぎても駄目なんです。
途中まではインパクトドライバーを使いますが、最後の締め付けは1つ1つ必ず素手で締め付けます。 


■最後に前足の取り付けです

装飾が施されたL字の物体が登場しましたが
んん、見覚えのあるデザイン・形です...

チェアでここまでデザインが施してある部品は珍しいかもしれないです。

部品を見ているだけでうっとりしてしまいます~


↓↓ 先ほどのL字部品を座面の下から
    ネジ留めしています。

...素敵なL字部品の正体は♪~

アーム&前脚でした♪

当店で扱っているチェアはアームと前脚は別々になっているタイプがほとんどですので、これは珍しいものになります。


この後ガタ調整を行ないます。

 一度背もたれとの取り付けボルトを緩めてガタ調整
    ↓ ↓ ↓
 そして再びボルトを締めなおし
    ↓ ↓ ↓
 ガタが残っていればもう一度ボルトを緩めてガタ調整
    ↓ ↓ ↓
 そして再びボルトを締めなおし

これを幾度となく繰り返します。


めでたくOKが出ると背面のネジをしっかりと締め付け確認をしてアームチェアの完成です!

道のりは長いですね~♪




意外と面倒臭~いなんて声もちらほらと聞こえてきそうですが商品の組み立ては大事な作業。
1点1点にスタッフの愛がこもっています♪

興味が沸かれた方はご自宅の椅子を分解してみてはいかがですか~?(冗談です・・・(^o^) )






PAULA DEENシリーズが気になる方はラインナップ一覧をご覧下さい
 




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